■ リビングとケアルームの扉は『間口の広い間仕切扉』とした理由
ウッドデッキ/車いす用段差解消機を備えた
車いす移動バリアフリーリフォーム事例
ウッドデッキ/車いす用段差解消機を備えた戸建ての車いす移動導線を確保したバリアフリーリフォームの事例です。
介護生活の利便性を思案し、設計から施工まで弊社のあらゆる技術とアイデアが詰まっています。
介護生活の利便性を思案し、設計から施工まで弊社のあらゆる技術とアイデアが詰まっています。
ウッドデッキ/車いす用段差解消機を作り、車椅子で部屋まで移動出来る手段を整えました。
このウッドデッキでは日中、日向ぼっこやリハビリも出来るようになりました。
このウッドデッキでは日中、日向ぼっこやリハビリも出来るようになりました。
埼玉菅谷材木店では三郷・八潮・吉川・越谷・草加・足立・葛飾・松伏エリアを中心にバリアフリーリフォームのご相談を承ります。
車いす移動バリアフリー3つのポイント
介護部屋から家族のいる
リビングを見渡せるように設計
トイレ、洗面所、お風呂を
車椅子で移動出来るよう
一直線に結ぶ動線を確保
24時間、福祉介護職員が出入り出来る
玄関と仕事部屋を確保
スロープを作るスペースが
確保できなかったため
車いす用段差解消機を設置
動画で見るバリアフリーリフォーム
- 24時間介護が必要なため1Fにケアルームを設置、外部からの出入りの利便性、介助付車椅子生活、主たる介護者(家族)の生活を考慮すると、リビングの隣にケアルームを設置しました。
- キャスター付きベッドの周りには360° 介助出来るスペースが必要なため、現在の和室4.5帖を改装し6.8帖にリフォームしました。ベッドを中央置きし、その他車椅子移動スペース、介助者スペースを考えると最低限の広さとなりました。
- 車椅子やキャスター付きベッドの移動があるため畳から車椅子対応フローリングへ張替えました。
- 吸引器・電動ベッド等、電気を使用する医療機器が多いため、電源コンセントを多めに配置しました。
- 既存の押入れを壊し、ケアルームから直接トイレへつながる引戸を設置、また引戸は開口幅をなるべく広く取れるようアウトセット吊戸としました。
- リビングとケアルームの間に間仕切扉を設置(この間仕切扉は間口が広くとれる設計)しました。
- ケアルームに採光が入らないため、建築確認申請上「二室採光」とし、なるべく開口を広く取り、リビングからの採光を取り入れる必要があったため。
- 主介護者の家族が日中、家事をしながらキッチンからケアルームの様子を見守れるようにするため。(間仕切扉は介護施設用に開発された鍵付全開放型扉を採用)
- 夜間介助者と家族のプライベートスペースの区画分けが必要、また夜間は家族の就寝時間を確保するとともに防犯面を考慮し施錠付とした。
- ケアルームの隣室に介助者の休憩及びワーキングスペースが必要なため、南側庭を活かし4帖を増築しました。
- 介助者と家族のプライベートスペースの区画分け、また夜間介助者の交代時等に便利なよう「専用玄関」をもう一つ設置しました。車椅子が外から入室するのに唯一可能な場所のため、バリアフリーとし片引戸で設計しました。
(1F室内を「介助者」と「家族プライベートスペース」の区画分け設計(施錠可)にしたことにより、介助者に専用玄関鍵を渡すことも可能) - 介助者のワーキングスペースとしてカウンター机を設置しました。
- 介助者や医療器具の消毒・洗浄時の利便性を高めるため、 簡易ではあるが 「手洗い場」を設置しました。
- ケアルームに設けられなかった、介護に必要な器具や用品の収納スペースを設置しました。
- 介助者の休憩室から、夜間ケアルームで就寝する要介護者の様子が常に伺えるようアクリルガラス引戸を設置しました。
- ご家族から、休憩室には介助者用に簡易冷蔵庫・電子レンジを設置したいとの要望があり、設置を考慮したスペースを設計し電源コンセントを配置しました。
- 1Fは車椅子移動時の利便性を考慮し、段差なしのバリアフリーにすると共に、建具を車椅子が通れる幅のアウトセット吊戸に交換しました。
- 車椅子対応のフローリングを既存のフローリングの上に増貼りしました。増張りは5mmの段差が発生するため、本来であれば床を張り替えたほうが完全なバリアフリー化となるが、価格を抑えるため増張り設計としました。
- 動線を「休憩室(玄関)」→「ケアルーム」→「トイレ」→「洗面所」→「浴室」と直線に配置し、車椅子が通れるスペースを確保し、介護時の利便性を向上させた設計としました。この動線をとることで、室内はケアスペースと家族スペースの2つの空間に分断することができ、家族不在の際の防犯性、プライベート空間の安心を保てる設計となっています。
- 既存の浴室は開戸のため、3連引戸のユニットバスに交換し車椅子のまま浴室へ入れるスペースを確保しました。
- 浴室内には手摺を設置しました。
- トイレ内を通路として併用する為、既存の棚を壊し、便器を出来る限り壁側に後退して配置しました。
- 玄関先にスロープを設けるスペースが確保出来なかったため、段差解消機を設置しました。
- スロープは、女性の力で車いすを押し上げる事は容易ではありませんが、段差解消機なら簡単に操作可能です。
- 駐車場脇に段差解消機を設置することで、車への乗り降りもスムーズな設計となっています。
- ウッドデッキは車いす対応用で、腐りにくい材料を使用しています。
- ウッドデッキでは日中、日向ぼっこやリハビリもできるようになりました。